用語 · 宗教用語

塔頭(たっちゅう)

禅宗寺院を中心に、大寺の境内や周辺に建てられた小院。高僧の死後、弟子がその徳を慕って墓塔のそばに営んだ庵に始まるとされる。今日では大寺に付属する子院を広く指す。

分類
寺院に付属する子院
起源
主に禅宗寺院

塔頭(たっちゅう)は何を指す?

塔頭は、大きな寺院の境内などにある小寺院を指す言葉です。観光案内に「大徳寺塔頭」とあれば、大徳寺の本坊と同じ拝観窓口だとは限りません。

本山の拝観と塔頭の拝観

本山の拝観と塔頭の拝観
確認項目見分け方
名称「○○寺塔頭 △△院」では△△院が訪問先。門前の寺院名まで確認する。
公開塔頭には非公開の寺院も多い。通年公開・特別公開・予約制を個別に確認する。
料金・御朱印本山の拝観券で塔頭をすべて回れるとは限らない。御朱印も各寺院の受付方針に従う。

京都で実際に見るなら

大徳寺や妙心寺では、広い境内を散策する時間と、公開中の塔頭を拝観する時間を分けて計画します。妙心寺は公式FAQで、非公開の塔頭が多く、すべての塔頭の御朱印をいただくことはできないと案内しています。

公式情報の確認日:

大徳寺(塔頭にゆかりのスポット)
大徳寺(塔頭にゆかりのスポット)

塔頭とは

塔頭とは、禅宗寺院などで、祖師や高僧の死後にその弟子が師の徳を慕い、大寺の境内や周辺に建てた小院をいう。名称の由来には、高僧の墓塔(卵塔)のそばに営まれたことや、塔の「ほとり(頭)」を守ったことに基づくなど諸説ある。

もとは高僧が隠退後に住んだ小院で、その没後に門下が守り続けたものが起源とされる。やがて大寺に付属する独立した子院を広く塔頭と呼ぶようになった。

京都での例

塔頭は室町時代に臨済宗の五山などで盛んに建てられた。京都の大徳寺や妙心寺はとくに多くの塔頭を擁することで知られ、それぞれ広い境内に複数の塔頭寺院が立ち並ぶ。

大徳寺の塔頭には著名な庭園や茶室を伝えるものが多く、妙心寺も多数の塔頭を抱える大寺院である。塔頭はそれぞれ独自の本尊や庭、文化財を持ち、特別公開の際に拝観できる場合がある。読みは「とうとう」ではなく「たっちゅう」である。

塔頭にゆかりのある京都のスポット

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